情シスの業務はアウトソースできる?メリット・デメリットとは
しかし、思うようにIT投資を進めることのできていない企業や、情報システム部門の人手不足で苦労している担当者は多いのではないでしょうか。
本記事では、昨今増えている「情シスのアウトソース」について解説します。
まずは情シスの業務内容についてご紹介します。情シスは主に、以下のような業務に従事しています。
たとえばある部門で新しいシステムの選定を進めている場合、会社のシステム要件に合致しているかや、他システムとのデータ連携周りなどの確認をするために、情シスのメンバーが定例会等に参加することが多くあるでしょう。
会社によっては「情報システム部門」ではなく、「IT部門」や「システム管理部」、「デジタル推進部」、「業務情報部」など、さまざまな呼ばれ方がされています。
最も小さな規模での運用体制としては、情シス担当が一人だけのケースです。前述のとおり、情シスは様々な業務を担当しているので、一人で対応することは非常に大変であり、業務量が過多になる傾向があります。
同様に厳しい運用が求められているのが、他業務との兼任情シスです。そもそも情報システム部門として独立させるほどの業務量や予算がないなどの理由で、社内でIT知識がある程度あるメンバーが兼業で情シス業務に対応するというケースです。こちらは上記の情シス担当が一人だけのケースの一形態でもあるといえ、同様に業務量が過多になる傾向があります。
続いては、情シスのアウトソースが増えている背景と、情シスをアウトソースすることによるメリットについてご紹介します。
一方で、情シスを外注する際にはデメリットや注意点もあります。
情シス業務をアウトソースすることのメリット・デメリットを確認したところで、今度はアウトソースしやすい情シスの業務内容を見ていきましょう。
ITインフラと同様に、専門知識を要するシステムの導入プロジェクトについても、アウトソースを検討し、知見を持つパートナーとのプロジェクト推進を検討するのが良いでしょう。
最後に、情シス業務をアウトソースする際のポイントを3点お伝えします。
ここまでお伝えしたとおり、情シスはアウトソースを活用することで企業のIT戦略を大幅に加速させることができる一方で、アウトソース先との相性やナレッジ蓄積の問題などの注意点もあります。
今回ご紹介したポイントを押さえつつ、自社にとって必要なアウトソース業務を見つけた上で、適切な業者を選ぶようにしましょう。
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