チームマネジメントの成功法。強い組織づくりに欠かせないツール活用術を解説
チームマネジメントとは、メンバーの能力を最大限発揮できる環境をつくり、目標達成に向けて動く組織運営手法です。限られた人的資源でパフォーマンスを発揮・向上するには、欠かせない視点となります。
本記事では、チームマネジメントを成功させるコツについて解説します。組織づくりを助けるツールも紹介するので、お役立てください。
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チームマネジメントとは?
チームマネジメントとは、部署長・リーダーなどマネージャーがチームメンバーを管理・牽引し、目標達成へと導く手法です。
主にチームメンバーが持つスキルを最大限発揮しパフォーマンスに反映することが目的とされています。モチベーション管理の徹底によるエンゲージメント向上・相談できる環境づくりによる心理的安全性の醸成など、さまざまな効果が期待されています。
近年話題となっている「チームビルディング」に近い考え方でもあり、多様な人的資源を適切に管理・運用するための手段だと言えるでしょう。
チームマネジメントの重要度が増す背景
さまざまな業種・職種でチームマネジメントの重要性が叫ばれている背景として、働き方改革やワークライフバランスの実現があげられます。
残業・休日出勤を抑制するには、限られた時間で高いパフォーマンスを発揮する必要があるでしょう。少子高齢化による労働人口減少の影響を受けて慢性的な人手不足に陥っている企業では、なおさら業務効率化と生産性の向上が不可欠です。
チームマネジメントはチーム全体のパフォーマンスを上げるための施策であり、働き方改革やワークライフバランス向上に寄与します。従業員の働きやすさを担保し、同時に企業収益にも貢献する手法であることから、チームマネジメントが重要視されているのです。
またDXの推進においてもチームマネジメントは欠かせません。
有能な人材を部署横断で収集し、全社的に取り組む必要のあるDXでは、異なるスキルを持つメンバーを統率し共通の目標へ導くPM(プロジェクトマネージャー)力が求められます。通常業務と並行しながら、限られたリソースでDXを成功させるためにも、チームマネジメントの重要性が高まっているのです。
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チームマネジメントに求められる5つの能力
チームマネジメントを成功させるには、マネージャーに下記の能力が備わっている必要があります。
パフォーマンスとコミュニケーションを両立するために欠かせない能力ですので、自社組織と照らし合わせながらチェックしてみましょう。
コミュニケーション能力
まず、チームマネジメントには高いコミュニケーション能力が必要です。
年齢・性別・役職・職種の壁なく気軽に意見交換できる上司としての立ち位置を築き、メンバーのアイディア創出を手助けする存在が好ましいでしょう。
取引先・顧客とも円滑なコミュニケーションができれば自社の優位性をアピールしやすく、さらに目標達成へ近づきます。
また、マネージャーだけでなくチームメンバーにもコミュニケーション能力が備わっていることが理想です。日常的にコミュニケーション研修を実施するなど、スキルアップを視野に入れ対策していきましょう。
目標設定能力
チームに合った目標を設定し、達成に向けて管理・推進していく能力です。
「なぜこの目標が定められているのか」「目標を達成することでどんなメリットが生まれるのか」など根本的な意識設定をチームメンバーと共有するのもよいでしょう。
ひとりひとりに課題意識が生まれ「目標達成に向けて努力したい」という前向きなモチベーションを喚起できます。
スケジュール・タスク管理力
目標・期限から逆算してスケジュールやタスクに落とし込む、実務能力も不可欠です。
年単位・月単位での目標を掲げることはもちろん、週単位・日単位・時間単位の細かな目標づくりができれば、フィードバックしやすくなりメンバーの成長も促せます。
作成したスケジュール・タスクは積極的にチームメンバーと共有し、誰がどの業務をいつ頃までに完了する予定か常に可視化していきましょう。
課題抽出力、問題解決力
課題抽出力があるマネージャーは、チームが抱えている問題の根本的な原因に気づけます。
原因解決のために何をすべきか、誰をどうアテンドして分担すべきかなど、細かな解決施策も浮かんでいくでしょう。
結果的に問題解決力が向上し、チームマネジメントのハードルが大きく下がります。
目に見える課題だけを追わず、絶えず根本的な原因を探る癖のあるマネージャーはチームの成長に大きく貢献するのです。
コーチング力・統率力
個人のスケジュール・タスクをこなすだけでなく、チーム全体に目を向けてコーチングする能力が問われます。
メンバーのモチベーションや人間関係にまで目を光らせ、強い課題意識のもとで目標を共有できれば、確実に成果が現れていくでしょう。
また、ひとりひとり異なる保有スキル・得意分野を把握し、適材適所の配置をする統率力も欠かせません。
多様化する働き方では、チームマネジメントのあり方が変わる?
働き方改革・新型コロナウイルス感染症対策をきっかけに、さまざまな業種でテレワークが進んでいます。
対面のコミュニケーションが当たり前であった時代から一変し、チームマネジメントの難しさが増したと感じる方も多いでしょう。
事実、テレワーク環境では下記のようなストレスが生じています。
- 雑談やちょっとしたコミュニケーションが減って風通しが悪くなった
- 誰が今どんな業務をしているか把握しづらくなった
- 情報共有の抜け・漏れが原因でトラブルやクレームに発展することが増えた
- 小さな悩みや相談事を気軽に言える場がなくなってしまった
こうした現状を変えるためには、オンライン環境に特化したチームマネジメントを築く必要があります。
スムーズな意思統一を図るためにも、下記で詳しくチェックしていきましょう。
オンライン環境下でのチームマネジメントのポイント
前項に続き、ここではオンライン環境に特化したチームマネジメント手法を探っていきましょう。
通常のオフィスワークにも応用できる手法が多く、働き方が多様化している現在でも役立つポイントをお伝えします。
プラットフォーム構築とタスクの可視化
プラットフォームとは、チームのスケジュール・タスク・業務フロー・進捗状況などを可視化できるツールです。
メール・電話・チャットなどで分散されるコミュニケーションをプラットフォーム上に集約できれば、業務の一元管理ができるでしょう。
「今どこまで業務が進んでいるか一目でわかる」という環境を築きやすく、マネージャーによる管理を楽にする効果があります。
コミュニケーションの充実と情報の共有・一元化
オンライン環境では、オフィスワーク時と比較してコミュニケーションの機会が少なくなりがちです。
オンライン会議システム・チャットなどを充実させ、いつでも気軽にコミュニケーションできる環境を作るとよいでしょう。
報告・連絡・相談がしやすくなり、情報の共有および一元管理に役立つ効果も期待できます。
チームマネジメントを効率化するツール
最後に、チームマネジメントを効率化するツールを紹介します。
オンライン環境でもオフィスワーク環境でも使用できるものを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
グループウェア
グループウェアとは「Google Workspace」に代表される社内コミュニケーション活性化ツールです。スケジュール共有・タスク共有・ワークフローなど多彩な機能が搭載されているため、情報共有に便利です。
ナレッジを一元管理できるドキュメント保管庫や、在籍中・離席中などのステータス表示機能もあり、チームマネジメントに役立ちます。
SFA/CRM
SFA(Sales Force Automation)は「営業支援システム」を、CRM(Customer Relationship Management)は「顧客関係管理システム」のことを指します。
「Salesforce」に代表されるシステムであり、営業・カスタマーサポート・マーケティングオートメーションと相性が良いことが特徴です。特にパフォーマンス向上や成果を重視したチームマネジメントをしたいときにおすすめです。
関連記事:Salesforceの4つの機能とは? 営業改革を実現するためSFAの基本知識
ビジネスチャット
ビジネスチャットとは、チームメンバー間の気軽なコミュニケーションを助けるチャットツールです。
「LINE WORKS」など直感的かつマルチデバイス対応のビジネスチャットが多く、テレワークやモバイルワーク中のメンバーとも会話できることが利点です。
オンライン環境でも対面と変わらぬコミュニケーション機会を創出したいときに、活用してみましょう。
関連記事:LINE WORKSの機能紹介!LINEとの違い、セキュリティや費用・プランを解説
効果的なチームマネジメントに向けて
働き方改革・DXの推進には、限られた人数で生産性を高めるチームマネジメントが必要です。オンライン環境でも効果的なチームマネジメントを築ければ、高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。
コネクシオは、グループウェア・SFA/CRM・ビジネスチャットの導入支援をおこなっています。「ツールを活用したいがどう選べばいいかわからない」などお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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