法人(社用)携帯のレンタルとは?5つのメリットや選び方を解説
「レンタルならコストを抑えられるの?」
「契約期間の縛りはある?」
法人携帯をレンタルするべきか、それとも購入するべきか迷うこともあるでしょう。
短期利用と長期利用の違いや、審査の有無、紛失・故障時の対応など、契約前に知っておくべきポイントは多数あります。
この記事では、法人携帯レンタルの基本からメリット・デメリット、選び方までを分かりやすくまとめました。
最適な法人携帯レンタルの選択ができるよう、ぜひ最後までご覧ください。
目次[非表示]
法人(社用)携帯のレンタルとは?
法人携帯のレンタルとは、一定期間携帯電話を借りて利用できるサービスです。
端末の購入が不要であるため、初期費用はほとんどかかりません。
また、契約期間を自由に設定できる点も特徴です。
法人携帯のレンタルには数日や1ヶ月単位の契約に対応しているものもあり、短期のイベントやプロジェクトの際にも活用できます。
増員時や新拠点の立ち上げなど、一時的なニーズに対応できるのも魅力でしょう。
各レンタル会社は端末の管理やサポートも充実している傾向にあり、故障や紛失などの際にも困りません。
補償プランに加入していれば、最新機種も手軽に導入できます。
法人携帯の導入にかかる費用を抑えたいと考えている企業にとっては、有効な選択肢となるでしょう。
■合わせて読みたいページ
法人(社用)携帯をレンタルする5つのメリット
法人携帯のレンタルを検討しているのであれば、どのようなメリットがあるのかを知っておきましょう。
ここでは具体的なメリットとして、5つの内容をご紹介します。
短期間の利用に適している
法人携帯のレンタルは、数日から数ヶ月といった短期間の利用に適しています。
たとえば、イベントや展示会、短期プロジェクトなど、一定期間だけ携帯が必要な場合に便利です。
契約期間を柔軟に決められるため、無駄なコストを抑えられます。
契約終了後は返却するだけで手続きが済むため、不要な端末を抱える心配もありません。
費用を抑えられる
法人携帯のレンタルは、購入と比較して初期費用を抑えられます。
レンタル料金は、大きく分けて通信費に端末代が含まれているケースと、通信費と端末代が別になっているケースの2つです。
サービスによって料金が異なるため、利用前に確認しておきましょう。
ただし、購入の場合は「端末代」が必要になり初期費用がかかります。
レンタル契約は端末代を一括で支払う必要がないため、まとまった資金を必要としないのはメリットです。
また、利用期間に応じた料金プランが選べるため、予算に合わせた契約が可能です。
とくに短期間の利用では、購入よりもコストを抑えられるケースが多く、一時的な利用に適しています。
サポートが充実している
法人携帯のレンタルは、サポートの充実度も大きな魅力です。
レンタル会社が窓口で一括対応しているため、故障や紛失などのトラブルが発生しても迅速に対応してもらえます。
たとえば、端末が故障した場合、交換サービスを提供しているレンタル会社は多いです。
万が一の際も交換サービスを利用すれば、手元に社用携帯がないといった事態の発生を防げるでしょう。
また、紛失時には遠隔ロックやデータ削除サービスを利用できる場合もあります。
通信トラブルや設定の相談にも対応しているため、詳しい知識がなくても安心して利用できます。
トラブル発生時の負担を軽減できる点も、法人携帯レンタルのメリットです。
会計処理がしやすい
法人携帯のレンタルは、会計処理の負担を軽減できる点もメリットです。
法人携帯を購入した場合、資産として計上する必要があります。
一方、レンタル契約では、携帯の所有権がレンタル会社にあるため、費用はすべて経費として処理できます。
発生した費用をそのまま経費処理できるため、税務処理がシンプルで、財務管理もしやすいです。
とくに中小企業や新規法人では、資産計上の手間が省けることで会計業務の効率化にもつながるでしょう。
審査のハードルが低め
法人携帯のレンタルは、購入に比べて審査のハードルが低いとされています。
中には、審査なしで契約できる法人携帯のレンタルサービスもあるようです。
法人携帯を購入する場合は、契約審査に加えて分割の審査も行わなければなりません。
審査時は企業の信用情報が確認されるため、設立して間もない企業や、過去に支払いトラブルがあった場合は不利に働きます。
上記のことから、通常の契約だと利用開始までの時間がかかってしまったり、そもそも契約できなかったりする場合もあるでしょう。
通常契約と比較して必要な時間や手間、懸念点が少ないのは、法人携帯レンタルのメリットといえます。
法人(社用)携帯をレンタルする3つのデメリット・注意点
法人携帯のレンタルには便利な点が多い一方で、注意すべき点もあります。
ここでは、契約前に知っておくべき3つのデメリットについて見ていきましょう。
レンタルが長期間だと割高になりやすい
法人携帯のレンタルは短期間の利用には適していますが、長期間になると割高になる場合があります。
とくに、3ヶ月以上の契約では、レンタル費用が購入価格を超えるケースもあるため注意が必要です。
たとえば、月額5,000円でレンタルすると1年間で6万円かかります。
機種によっては購入の方が安く済む可能性もあり、長く使う場合は購入の方が経済的です。
必ずしも安くなるわけではありませんが、レンタルと購入のどちらがお得かを比較するとよいでしょう。
紛失や破損などの場合は高額な違約金が発生する
法人携帯をレンタルすると、契約終了後に返却が必要です。
このとき、紛失や破損があると違約金が発生する可能性があります。
違約金はサービスによって異なりますが、新品購入と同額を請求されるケースも珍しくありません。
また、水没や画面破損で貸し出し不可の状態になった場合も、修理費用や交換費用を請求されることが一般的です。
こうしたリスクを避けるために、補償オプションの利用も検討してみましょう。
レンタル契約を検討する際は補償内容を確認し、必要な内容が含まれているかを確認してください。
機能や端末に制限がある場合も
法人携帯のレンタルは、サービスによって取り扱う機能や端末に制限が設けられている場合があります。
たとえば、高性能なスマートフォンが必要でも、レンタルでは古いモデルしか取り扱っていないかもしれません。
また、特定のアプリが使えない機種や、通信量に制限があるプランもあるため注意が必要です。
レンタルを検討する際は、必要な機能が備わっているかを確認し、自社の業務に適したプランを選びましょう。
法人(社用)携帯のレンタルがおすすめの場面
法人携帯のレンタルは、適切な場面で使用するとより業務の効率化に期待できます。
ここでは、法人携帯レンタルがおすすめの場面について、具体例を3つ見ていきましょう。
イベントスタッフの連絡用に支給
イベントを運営する際は、会場内で多くのスタッフが動くため、迅速な連絡手段が必要になります。
スタッフ同士の連携をスムーズに行うために、法人携帯のレンタルを検討してみるとよいでしょう。
たとえば、数日間のスポーツ大会やコンサート、展示会などでは、多くのスタッフが一時的に雇用されます。
一時的に雇うスタッフに支給する携帯として、レンタルを利用するケースも多いです。
レンタルであれば多台数の契約にも対応しているため、規模に合わせた利用にも適しています。
イベント期間中だけの契約が可能なのも、法人携帯のレンタルが推奨される理由です。
海外から帰国している社員の一時支給用
海外拠点を持つ企業では、社員が一時的に帰国する場合があります。
国内で業務をするために一時的に携帯が必要な場合、法人携帯のレンタルを利用すれば、手軽に携帯を支給できるでしょう。
たとえば、数週間から数ヶ月の帰国期間に合わせてレンタル契約を結べば、余計な手間とコストがかかりません。
また、海外用の携帯をそのまま使うよりもコストを抑えられるため、結果として経費の削減にもつながります。
解約手続きの手間もほとんどないため、一時的に必要な場合に活用するとよいでしょう。
派遣社員の業務用携帯として支給
派遣社員を雇用する企業では、業務用携帯の支給が必要になる場合があります。
しかし、派遣社員の契約期間は一定ではなく、採用数も変動するため、全員に新しい携帯を購入するのは大きな負担です。
法人携帯のレンタルであれば、必要な期間・数量に合わせて契約できるため、コストを抑えながら業務の効率化が図れます。
たとえば、派遣社員の入れ替わりにあわせて契約・返却をするといった活用方法もあるでしょう。
また、レンタル携帯であれば携帯管理の手間も削減できます。
派遣社員の業務効率化を目指すのであれば、法人携帯のレンタルを選択肢に入れてみてください。
なお、法人携帯のレンタルサービスによっては、iPadやタブレットのレンタルに対応している場合もあります。
使用目的によってはiPadが適している場面もあるため、あわせて検討してみてください。
関連記事:【2024年版】法人向けiPad導入はどこがおすすめ?レンタル・購入契約について知りたい
法人(社用)携帯レンタルサービスの選び方
法人携帯のレンタルを検討する際は、契約内容やサポートの充実度をしっかり確認しましょう。
ここでは、法人携帯レンタルサービスを選ぶ際のポイントを解説します。
レンタルを希望する機種を取り扱っているか
法人携帯をレンタルする際は、希望する機種が取り扱われているかを事前に確認しましょう。
iPhoneやAndroidの最新モデルが利用できるサービスもあれば、限られた機種のみの取り扱いになる場合もあります。
中には、iPhoneやAndroidのいずれかでしか取り扱っていないソフトやアプリもあるでしょう。
この場合、機種を統一しなければ、業務に支障が出るかもしれません。
最新機種を希望する場合は、事前に取り扱い機種を確認しておくとよいでしょう。
サービスによっては、定期的に機種の入れ替えが行われることもあるため、この点はチェックすべきポイントです。
最低契約期間が設けられているか
法人携帯のレンタル契約には、最低利用期間が設けられている場合があります。
万が一利用期間を把握せずに契約すると、途中で解約した際に違約金が発生する可能性があります。
たとえば、1日〜数週間程度の利用であれば、最低契約期間が設けられていないサービスがよいでしょう。
半年以上の長期利用を考えている場合は、月額料金が安くなるプランを選ぶとコストを抑えられます。
なお、長期利用の場合は携帯を購入した方が安くなる可能性もあるため、比較することが大切です。
最低契約期間が設定されている場合は、解約時の違約金がどのくらいかかるのかも確認しておきましょう。
サポートが充実しているか
法人携帯をレンタルする際、サポート体制がしっかりしているかどうかは重要なポイントです。
使い方に関する問い合わせや、故障・紛失時に対応してくれる窓口があるかどうかを確認しておくと、万が一の事態が起こっても安心です。
たとえば、操作方法に関する質問に対応してくれるカスタマーサポートがあると、使用方法がわからないときに困りません。
無償交換や代替機の貸し出しなどの対応があると、故障や紛失が発生した場合、業務への影響を最小限に抑えられます。
また、レンタル契約の途中で機種変更が可能かどうか、通信トラブルが起きた際のサポートがあるかも確認しておくとよいでしょう。
法人(社用)携帯にリース契約はある?
法人携帯を利用する方法には、「購入」「レンタル」「リース」があります。
しかし、2025年3月時点では、法人携帯のリース契約を実施しているサービスはほとんどありません。
リースは長期間の利用を前提とするため、短期間の需要が多い法人携帯では、レンタルサービスが一般的です。
短期間の利用なら、レンタルが便利です。
1日単位や1ヶ月単位で契約でき、不要になったら返却するだけで済みます。
イベントや短期プロジェクトなど、一定期間だけ携帯が必要なケースでは、レンタルの方が柔軟に対応できるでしょう。
法人(社用)携帯を安心してレンタルしたいなら「コネクシオ bizモバイルレンタル」
法人携帯をレンタルする際は、安心して利用できるサービスを選びましょう。
「コネクシオ bizモバイルレンタル」は、多くの企業に利用されている法人向けの携帯レンタルサービスです。
短期から長期まで、目的やニーズに合わせた柔軟な契約が可能です。
プランも豊富に取り扱っているため、さまざまなシーンで活用できます。
「コネクシオ bizモバイルレンタル」では、端末の種類も数多く取り扱っています。
スマートフォンはもちろん、タブレットも含めた端末の選択肢が豊富です。
さらにコストを抑えられたり、サポートが充実していたりなどのメリットもあります。
コネクシオでは、これまで9,300社にも及ぶ企業の支援を行ってきました。
企業ごとのニーズに合わせたアプリのご提案や運用の支援も行っています。
法人携帯のレンタルに関する悩みを抱えているなら、ぜひ一度お問い合わせください。
法人(社用)携帯レンタルのメリット・デメリットを把握して自社に合った契約を
法人携帯のレンタルは、短期間の利用やコスト削減に適した便利なサービスです。
レンタルに関しては、初期費用を抑えられることや契約期間を柔軟に設定できることなどがメリットに挙げられます。
一方で、長期間の利用だと割高になってしまったり、紛失・破損した場合に違約金が発生してしまったりするデメリットもあります。
法人携帯のレンタルを検討する際には、自社の利用目的や契約期間を考慮し、最適なプランを選ぶことが大切です。
イベントや短期間のプロジェクト、海外出張時の一時利用など、必要な期間だけ使いたい場合には、レンタルを検討してみましょう。
法人携帯をレンタルする際は、信頼できるサービスや会社を選ぶことも重要です。
「コネクシオ bizモバイルレンタル」は、短期から長期まで幅広いプランを提供しており、サポート体制も充実しています。
安心して利用できる法人携帯レンタルをお探しの場合は、ぜひご検討ください。
■合わせて読みたいページ