LINE WORKSで連携できる外部サービスは100種類以上!具体的な活用ケースを紹介

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近年、社内外のコミュニケーションを活性化する施策の一つとしてビジネスチャットツールの導入が増加しています。

その中でも特にLINE WORKSは、LINEライクなUI/UXや安全・安心なセキュリティ、さらには100種類以上の豊富な外部連携サービスを有する点が評価され、近年特に注目度が高まっている状況です。

本記事では、LINE WORKSの外部連携サービスについて解説します。

目次

LINE WORKSとは

LINE WORKSとは、仕事でも安心して利用できる「ビジネス版LINE」です。2017年2月にローンチされ、2020年度には有料ビジネスチャットサービスにおけるシェアNo.1を獲得し(※)、導入企業数は43万社を突破しています。(2023年1月時点)

使用感は普段プライベートで使用することの多い「LINE」に酷似しているため、直感的な操作が可能となっており、また通常のLINEにはないビジネス向け機能が豊富に搭載されていることから、業務効率化や社内コミュニケーション促進に貢献するビジネスチャットサービスとなっています。
※富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2021年版」

LINEとの機能的な違いについては以下の表をご覧ください。

 

LINE WORKS

LINE

利用者

ビジネス・団体・組織

個人

トーク機能

音声/ビデオ通話機能

LINEノート機能

アンケート機能

個人の既読確認機能

×

認証方法

会社専用のID/PW

個人の電話番号

管理者画面

×

監視ログ

×

ユーザー登録

管理者登録ユーザーのみ

個人で自由に登録可能

利用料金

・無料(ユーザー数100人まで)

・有料(月額450円~/人)

無料

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LINE WORKSが外部サービスと連携機能するメリット

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LINE WORKSにおける外部サービスとの連携機能とは、LINE WORKSのチャットからさまざまな業務を完了するために用意されているインターフェースとなります。

こちらを利用するメリットとしては、主に以下の3点が挙げられます。

 

メリット①:LINE WORKSだけで様々な機能を利用できる

外部サービスとの連携機能を使うことで、複数のシステムに別々にログインすることなく、毎日必ず起動するLINE WORKSで操作することができます。それによって、操作する従業員への定着化が促進されます。

 

メリット②:通知の集約による確認漏れの防止

前述のとおり、様々な機能をLINE WORKSに集約して利用することができるので、各サービスへの通知についてもLINE WORKSで集約して見ることができるようになります。これによって、従業員の確認漏れを防止することに貢献するでしょう。

 

メリット③:チャットによる簡単な情報共有

LINE WORKSはスマホで簡単に操作できるツールです。スマホで様々なサービスをワンストップで利用することができるので、外回りのスキマ時間やノートPCを支給されていない従業員でも手軽に使え、外部サービスで扱っている情報についても簡単にチャットで共有することができます。

 

外部サービス連携で可能になること

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LINE WORKSの外部サービス連携機能を使うことで、以下のようなケースを実現することができます。

勤怠管理サービス連携による業務効率化
会議室管理システム連携による業務効率化
営業/顧客管理サービス連携による売上向上
セキュリティシステム連携によるインシデント対応のスピードアップ等

たとえば勤怠管理サービスと連携することで、わざわざノートPC等からオンライン打刻システムを起動せずとも、LINE WORKSのチャットから「出勤」「退勤」を入力・送信するだけで出退勤記録を行うことができるようになります。

また会議室管理システムと連携することで、たとえばLINE WORKSのチャットから会議室名を入力するだけで、最新の部屋の空き状況を確認したり、そのまま部屋の予約まで進めることができるようになります。

このように、LINE WORKS上で様々な機能を集約管理することで、多様なアプローチで業務効率化を進めることができます。

 

おすすめの連携ソリューションをピックアップ

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冒頭に記載したとおり、LINE WORKSでは100種類以上の外部サービスと連携しています。

ここでは、各ジャンルからおすすめのサービスをピックアップして、機能概要やLINE WORKSとの連携イメージをお伝えします。

KING OF TIME(総務/人事)

「KING OF TIME」は、株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供するクラウド型勤怠管理システムです。

労務ルールに沿った多様な勤怠制度の集計や、有給や代休などの休暇管理・申請、さらには各種アラート(メール通知)機能など、勤怠管理にまつわる多数な機能が用意されています。

LINE WORKSと連携することで、「おはよう」「お疲れ様」などの指定された文字を送信するだけで出勤・退勤打刻を記録することができるようになります。

KING OF TIMEの詳細はこちら

 

 アルキラーNEX(業務支援)

「アルキラーNEX」は、株式会社パイ・アールが提供するクラウド型アルコールチェックツールです。ドライバー管理を必要とする業種での活用を想定したサービスです。

LINE WORKSと連携することで、アルキラーNEXがアルコールを検知した際にすぐにLINE WORKSのチャットで通知を受け取ることができるようになります。

管理者としては、いちいちPCなどのデバイスから管理者画面を起動させることなくアルコールの有反応の検知結果を迅速に確認することができるので、その後の対応/やりとりをスピーディーに進めることができます。

リモート・リポート 入退場管理ソリューション(Bot開発)

「リモート・リポート 入退場管理ソリューション」は、株式会社インタースが提供する現場入退場管理ソリューションです。建設業のような現場作業がメインの業務のメンバー管理に最適化されたものとなっています。

このサービスをLINE WORKSと連携することで、現場作業員の位置情報がスマホの位置情報サービスを通じて分かる為、ICカードや顔認証などのデバイス不要で、効率的に入退場を登録・管理することができます。

また、現場入退場の管理効率化によって、これまでアナログで対応していた該当データの集計や原価計算等もシステム連携によって半自動化できるようになるので、労務・機会コストの削減にも貢献します。

 

コラボフロー(ワークフロー)

「コラボフロー」は、株式会社コラボスタイルが提供するワークフローシステムです。

各種手続きの申請・承認機能はもちろん、データを蓄積して活用するデータ入力ツールや、意思決定の過程や結果を回覧できる情報共有ツール、紙帳票として出すための帳票出力ツールなど、ワークフローにまつわる様々な機能を、LINE WORKS経由で「直感的な操作性」をもって扱うことができるツールとなっています。

 

Vymo(営業/顧客管理)

「Vymo」は、Vymo Japan株式会社が提供する営業/顧客管理ソリューションです。具体的には、顧客との電話内容や訪問履歴、メール・ウェブ会議などの活動履歴等を自動取得するので、CRM/SFAツールに連携することで営業活動の可視化・最適化を支援します。

LINE WORKSと連携すると、営業メンバーがLINE WORKSでつながっている顧客の管理が可能になる他、該当顧客に向けて一斉にメッセージを送信するなど、MA(マーケティング・オートメーション)施策の手段として活用することも可能になるので、顧客エンゲージメントの強化やコミュニケーションの効率化に寄与します。

ASTERIA Warp Core(開発系)

「ASTERIA Warp Core」は、アステリア株式会社が提供するデータ連携・業務自動化ツールです。Excelや各種業務システムとのシームレスなデータ連携が可能で、ソフトウェアロボット作成によるRPAとしての活用も可能なサービスとなっています。

アルバイトや派遣スタッフなど人の入れ替わりの激しいような組織においては、人事システム内のスタッフデータの更新頻度も高くなります。ASTERIA Warp CoreとLINE WORKSを連携させることで、人事システムのデータベースにおける人事マスタ登録・変更等を自動連携させることができるようになるので、人事担当者の業務効率化につなげることができます。

なお、コネクシオではさらに忙しい管理者様のため、こうした人事異動に関わるマスタの更新業務なども請け負っています。(※コネクシオにて当該情報にハイパーリンク設定する)

 

メール誤送信防止サービス Active! gate SS(セキュリティ)

「メール誤送信防止サービス Active! gate SS」は、株式会社クオリティアが提供するメールセキュリティツールです。人的ミスや意図的な情報漏えいを含む、メールおよび添付ファイル経由の情報漏えいの防止に寄与します。

LINE WORKSと連携することで、落とし穴になりがちなアウトバウンドのメールセキュリティを補ってくれます。

 

Soliton OneGate(SSO)

「Soliton OneGate」は、株式会社ソリトンシステムズが提供する、シングルサインオン(SSO)搭載型の次世代認証サービスです。SSOとは、1度ログイン(ユーザー認証)を行うことで、そのユーザー認証に紐づいたシステム等については追加認証することなく利用できる機能のことを指します。

LINE WORKSと連携することで、クラウドと社内にまたがる業務システムのIDと認証情報を統合して、モバイル等からの不正アクセスなどからの防衛力を高めます。

 

トラスト・ログイン byGMO(ID連携)

「トラスト・ログイン byGMO」は、場所や端末を問わずにSSOを実現するID連携ツールです。

LINE WORKSと連携することで、LINE WORKSを利用しているモバイルデバイスでの脆弱性のあるネットワークへのアクセスを制限したり、本人認証を強化したりすることができるようになります。

 

あんしんマネージャーNEXT(MDM)

「あんしんマネージャーNEXT」は、株式会社NTTドコモが提供するモバイルデバイス管理サービス(MDM)です。

LINE WORKSと連携することで、LINE WORKSの利用を「あんしんマネージャーNEXT」管理下のモバイルデバイスに制限することができ、より安全・安心な運用を設計できます。

 

まとめ

本記事でお伝えしたとおり、LINE WORKSでは100以上の外部サービスと連携しており、様々な組み合わせによる業務効率化と生産性の向上をデザインすることができます。

特にスマホ1台で複数のサービスをワンストップで利用することができるので、現場からのボトムアップ型のDXを強力に推進することができると言えるでしょう。

今回ご紹介したのは一部のサービスのみです。既存で使っているサービスの連携状況を確認し、また追加で必要な機能があれば導入を検討して、業務効率化と生産性の向上を進めていきましょう。

コネクシオでは、LINE WORKSのガイドブック入門編をホワイトペーパーにまとめてご提供しているので、こちらも併せてご覧ください。

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