【法人向け】タブレットを導入するメリットや選び方、活用シーンを徹底解説!
「便利そうだけど本当にメリットはあるのかな?」
「スマホやPCだけあればタブレットは必要ないんじゃないの?」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃると思います。
この記事では、ビジネスシーンにおけるタブレットを導入するメリット・デメリットから、導入時の注意点をくわしく解説していきます。
ビジネスにおけるタブレットの導入は近年増加しています。
その理由は業務効率化、ペーパーレス化の推進、そして持ち運びしやすいというメリットが挙げられます。
それぞれのメリットを見ていきましょう。
タブレットの導入は業務を効率化することができます。例えば、顧客へのプレゼンテーションはもちろん、接客オペレーションにおいても役立ちます。最近では飲食店や医療機関などのチェックインやオーダー、決済などにも導入されています。このような場面におけるタブレット導入は、顧客管理の簡便化・効率化だけでなく、管理やマニュアルの一元化によるセキュリティ強化や、人材育成コストの削減、さらにはマーケティング分析のためのデータ収集も行える点が大きなメリットです。
また、顧客がオーダーやチェックインなどを行う際にも、直感的で使用しやすいというメリットがあります。
ビジネスにおけるタブレット導入の大きなメリットは紙ベースで用意・利用していた各種文書や資料が電子化でき、ペーパーレス化することができることです。その結果、印刷代などのコストを削減できることはもちろん、現在政府や各種機関をはじめとして企業においても積極的に推進されているSDGsに貢献でき、会社のイメージを向上させることにもつながります。
タブレット導入によるペーパーレス化は、情報の刷新・更新の迅速性、資料携帯の簡便性という面でも効果的です。常に最新の膨大な資料やカタログを端末一台で持ち運べるのは便利です。
また、動画や音声などを用いた直感的なプレゼンは場所を問わず行えるため大きな強みとなります。他にも、場所を問わずミーティングに参加できる点、スキマ時間に情報を共有できる点、決済端末・注文端末として設置の際にも場所をとらない点もメリットとして挙げられます。
ビジネスにおけるタブレットの導入には多くのメリットがありますが、同時にデメリットも忘れてはなりません。
コストの負担やパソコンと比べて作業効率が劣るという点が挙げられます。
デメリットも理解した上でタブレット導入の検討をすることが重要になります。
導入には当然ながらタブレットの端末代や通信費などのコストがかかってしまいます。企業においてコストを抑えるというのは常に付きまとう課題ですが、タブレットの選択や通信プランなど利用シーンに応じて最適なものを検討すると良いでしょう。
PCと比べるとスペックやインターフェースの違いから、作業効率が劣る面もあります。例えば動画のようにサイズの大きなファイルを編集する高性能なスペックが求められる作業は向いていません。また、インターフェースの快適さやディスプレイの視認性も、PCと比べると劣る場合もあるため、長時間の使用は作業効率の低下だけでなく、作業者の負担が増える可能性もあります。
ビジネスにおいて、タブレットは様々なシーンで活用されています。商談や説明会のプレゼンテーションはもちろんのこと、移動中や外出先で資料の確認や作業、レジの決済端末やエントランスの受付システムなど、その用途は多岐にわたります。
タブレットがあると、PCがない場所でも商談や説明会で手軽にプレゼンできます。スマホでは見づらい資料もタブレットの大画面で提示できるのは大きな魅力です。また、PCよりも軽量で安価なため、機動性や迅速性が求められる場面で強みが発揮されます。
外出先で資料の閲覧や共有が求められるシーンはよくあります。大画面のタブレットはそういったシーンにおける負荷がスマホより低いため、外出時の緊急な作業にも対応しやすいです。また、インターフェースにおいても、PCのキーボードのような打感までは無理だとしても、配列やキーの大きさは同程度のものもあるため、データ入力やメール作成などの作業においてもスムーズに行えます。
近年店舗などにおいても、レジの決済や注文用の端末として導入する企業も増えています。同じく近年普及している電子マネー・キャッシュレス決済におけるバーコードやQRコードの読み取りは、タブレットの得意とするところで効果を発揮します。このような決済・注文端末も、専用レジに比べて安価に導入でき、何より汎用性が高いです。
エントランスに導入される事例も増えてきています。受付業務のための専任スタッフが常駐すると、その分の人件費がかかってしまいます。タブレットを受付システムとして導入すると、安価に案内や受付業務を行えますし、仮に呼び出しが必要な場合も最小限のコストに抑えることができます。
トーラク株式会社様へのタブレット導入事例を紹介します。
主に営業部において、外出時に営業担当者様同士の陳列棚の写真などの情報共有を効率化したいというご要望からタブレット導入をしました。他にも取引先とのリアルタイムな情報交換や、これまでスマホで確認していた社内のグループウェアの利用などで真価を発揮しています。
導入後の効果を含めた事例の詳細については、以下の記事をご参照ください。
事例の詳細はこちら:https://www.mobileworkplace.jp/case/toraku
法人用のタブレットを選ぶ際、プラットフォームの選択や通信方式、画面サイズや重量などさまざまな要素から検討する必要があります。
法人タブレットの最適な機種を選ぶためのポイントを解説します。
まず、タブレットのプラットフォームの選定が重要です。すでに導入されているシステムとの親和性が重要になってくるからです。タブレットのプラットフォームとしては、Apple社が提供するiOS、Googleが提供するAndroid、そしてMicrosoftが提供するWindowsが定番です。それぞれ得意なジャンルやアプリの特徴が異なります。導入の際には、現行システムとの親和性や導入コスト、必要なアプリの対応状況などを含めて事前によく検討する必要があります。
求められる通信方式によって選ぶのも重要なポイントです。スマホのように外出先で通信できるタブレットが必要なのか、あるいはWi-Fi環境のみで通信できれば問題ないのかによって、どのモデルを導入するのかを検討する必要があります。例えば、外出先や移動時の利用が前提であれば、セルラーモデルを選択しておく必要があるでしょう。一方、Wi-Fi環境が整っている社内や店内のみの利用であれば、通信の固定費が不要なWi-Fiモデルが適切でしょう。タブレット利用において求められるシーンを想定して導入を検討することが必要です。
外出時に持ち歩く機会や、プレゼン資料をすばやく提示する場面が多い場合には、画面サイズや重量なども重要な選定ポイントになります。実機を手にとって、利用のシーンに応じた最適な端末を選ぶと良いでしょう。
ビジネスにおけるタブレット導入は業務効率化や持ち運びのしやすさなど多くの利点がありますが、同時に注意すべきリスクも存在します。
どのようなリスクに注意するべきかを解説します。
社内据え置きのPCとは異なり、持ち運びの機会が多いタブレットは、紛失や盗難のリスクが高くなります。紛失や盗難に対応した保障や、端末位置検索サービスなどのオプションの導入の対策も併せて検討したほうがよいでしょう。
上記の紛失・盗難から顧客データや取引先とのやりとりなど、機密情報の漏洩のリスクも生じます。そのような重大な情報漏洩に陥らないためにもパスワード管理などのセキュリティ対策をしっかりと行う必要があります。紛失・盗難の際に、遠隔でロックやデータを消去するアプリもありますので、その導入も検討すると良いでしょう。
関連記事: MDMとは?選定の注意点や導入メリットについてわかりやすく解説
タブレットの料金プランには主に2つあります。
一つは、タブレットのみで使用するデータ通信専用のプランで、もう一つは、スマートフォンとセットで利用しデータ容量をシェアするプランです。
すでに法人携帯やスマホを導入済みの企業においては、テザリングを含めた総合的な通信コストを考慮し、最適なプランでタブレットを法人契約すると良いでしょう。
以上のように、ビジネスにおけるタブレット導入について解説しました。場所を選ばずすばやく取り出せるタブレットをうまく活用することによって、業務効率を大幅にアップさせ、営業やプレゼンの効果を向上させることができます。
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