ビジネスチャットのサービス比較表|導入メリットと選び方も解説
新型コロナウイルス感染拡大の防止のためテレワークや在宅勤務が推奨され、急速に普及しています。さらに近年、本格的な少子化時代を迎えて多様な働き方やテレワークの普及などに注目が集まり、働き方改革が進められている背景もありました。
テレワークの際、問題となるのはコミュニケーションの質やスピードです。従来のメールや電話といったツールではスピード感が足りないと感じることが多いのではないでしょうか。一方、無料のチャットツールでコミュニケーションのスピードは解決できますが、シャドーITに代表されるようなセキュリティ上の懸念があります。そこで昨今、無料のチャットツールが抱えるセキュリティ上の問題を解決する手段としてビジネスチャットが注目されています。本記事では、ビジネスチャットとは何かを簡単に説明をするとともに、具体的にどんなメリットがあるのかを解説します。
目次[非表示]
- 1.チャットツールの市場
- 2.ビジネスチャットを導入するメリット
- 3.自社に合ったビジネスチャットサービスの選び方
- 4.ビジネスチャットサービス比較
- 4.1.【LINE WORKS】
- 4.2.【ChatWork】
- 4.3.【Slack】
- 4.4.【Chatter】
- 4.5.【Wowtalk】
- 5.おわりに
チャットツールの市場
伊藤忠テクノソリューションズが2017年2月に実施した「大手企業のビジネスチャットツール導入実態調査」の結果では、チャットツールを自社に導入している企業は28.1%と、ほぼ3割という結果になりました。導入されているチャットツールは、SkypeやLINEなど、無料のチャットツールが上位を占めています。一方、まだチャットツールを導入していない企業は、導入しない理由のひとつにセキュリティ上の懸念を挙げています。無料のチャットツールは会社組織での利用を前提にしておらず、そのまま法人で利用するには機能的にセキュリティ関連の制御が手薄であるためです。
そこで昨今注目を集めているツールが、ビジネスチャットです。ビジネスチャットとは、一般的なチャットツールの機能に加え、ビジネス利用で求められるセキュリティ機能やファイル共有の仕組みなどを備えたチャットツールのことです。
では、ビジネスチャットには、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
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ビジネスチャットを導入するメリット
ビジネスチャットを会社として導入する主なメリットを2つ紹介します。
・スピーディーなコミュニケーションと情報共有
・アクセス権制御が可能
ビジネスチャット最大のメリットは、コミュニケーションがスピーディーになり、メールや会議に取られる時間が大幅に短縮することです。テレワークで遠くにいる人とも同じように会話ができます。会話はログに残り、後から指示内容を確認したり、打ち合わせた内容を元に文書を起こしたい時に、検索して再利用することが可能です。
また、アクセス権制御も会社組織に合わせることができます。無料のチャットツールはどうしてもアクセス制御面が弱く、ビジネスで使うには不安があり、チャットツール導入の大きな障壁となっているケースが多くあります。ビジネス版のチャットツールであればきめ細かいアクセス権制御機能があるため内部統制面でも安心して利用可能です。
しかし、いくら安心・便利なビジネスチャットを導入しても会社内でツールが浸透しなかったり、使いこなせない社員がいると、コミュニケーション効率は格段に下がるため、導入後の教育には時間をかけなければなりません。
そのため、ビジネスチャットを選定する際は、使いやすさも考慮すると、導入がスムーズに進みます。では、ビジネスチャットの選定ポイントと実際にどんなビジネスチャットサービスがあるかをご紹介します。
自社に合ったビジネスチャットサービスの選び方
自社に合ったビジネスチャットサービスを選ぶポイントを5つご紹介します。
- 使いやすさ
- セキュリティ(監査ログ、ユーザー管理など)
- 適用規模
- 価格
- 外部サービス連携
使いこなせない人の割合が多いと業務で活用できず結局無駄になるので使い易さは重要になります。セキュリティは、情報漏えいなどの危機から会社を守るためには必要です。特に従業員数の多い企業では、重要視しましょう。
適用規模は、価格とも関連します。「社内の一部部署だけで使うのか」「全社展開するのか」で値段も大きく変わるため、適用規模を見極めてから価格の比較に入りましょう。外部サービス連携は、自由度が高いほど仕事がしやすくなります。特に開発エンジニアの多い会社では大事なチェックポイントでしょう。
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ビジネスチャットサービス比較
著名なビジネスチャットサービスの比較表を作成しました。総合評価の高い順に、特徴を解説します。
参照元:https://boxil.jp/comparison/147-vs-355-vs-664-vs-784-vs-900-vs-1034-vs-2730/
http://venturenavi.dreamincubator.co.jp/articles/report/654/
https://boxil.jp/service/3387/?_via=cs-serviceLink-main
【LINE WORKS】
- LINEと親和性の高い操作性で人気
- LINEにはない管理機能を強化
【ChatWork】
- 分かりやすいタスク管理
- 企業の導入実績多数
【Slack】
- 外部連携が豊富で何でもできる
- 比較的安価
【Chatter】
- Salesforceオプションであり、セットで使うと便利
- 他人の動きが分かり連携が取りやすい
【Wowtalk】
- 操作性が良く直感的に分かりやすい
- カスタマイズ性が高い
それぞれのサービスに特徴があるため、自社が実現したい働き方に合ったビジネスチャットツールを選ぶことがポイントとなります。
おわりに
多様な働き方を実現するにあたり、利便性とセキュリティを担保し業務効率化を支援するビジネスチャットツールについて、選定ポイントや主要サービスをご紹介しました。ツールは導入しておしまいではなく、利用され業務が効率的になることが大切ですので、これから自社でビジネスチャット導入を検討されている方は、まずは自社が実現したい働き方に沿って5つの選定ポイントを掘り下げてみてはいかがでしょうか。