スマートフォン大規模導入の効果を実感
導入時と運用の課題はコネクシオのマネージドモバイルサービスで解決!その他、スマートフォンの導入のきっかけやアステラス製薬社様ならではのスムーズな導入の取り組みをうかがいました。
ご要望- スマートフォンを入れて社内のコミュニケーションを活性化させたい
- お客様からレスポンスが早くなったとお褒めの言葉をいただきました
ご利用サービス マネージドモバイルサービス
アステラス製薬株式会社様
コーポレートIT部 インフラグループ課長
矢ヶ部泰法様
(所属は取材当時)
事業内容:医薬品の製造・販売および輸出入
インタビュー
導入のきっかけ
当社ではライフタイムとして2年に一度携帯電話を変えることが取り決められています。今回スマートフォンを見送ると、また2年先まで待つことになる。2年後には製薬各社やMRのコミュニケーションにスマートフォンが導入されているだろうと考えられる中で当社はフィーチャーフォンとなると、扱える情報量が少なく不利になってしまうと考えました。
ハードルは高くても、事前リサーチによりプロスコンス(賛否)を見極め、スマートフォンを入れて社内のコミュニケーションを活性化させようと舵を切ることになりました。
導入過程における課題と工夫
導入に当たってはまず役員に配布した後、各部署から社員100名をピックアップして、トライアル導入をしました。彼らにアンケートをとってマニュアルの分かりにくい部分や改善要望など情報を精査し、その後5,000台の本格導入のプロジェクトを開始しました。
導入後、想定外だったことは、盗難対策としてワイプ(=端末にログインするパスワードを何度か間違えると端末が初期化される)設定をしたところ、自分で設定したパスワードを忘れる社員が続出し、始めの頃は月に100台以上もデータが消去されてしまう事態になりました。
端末配布前の初期設定はコネクシオにやってもらいましたが、その時作った自動設定ツールが、この配布後のワイプへの対応にも役に立ちました。
運用
運用はコネクシオに任せています。毎月何千名分ものログを出してもらい、社員がどんなアプリを入れ、どんな使い方をしているのか、確認しています。あり得ないパケット量を使っている社員や、明らかに不要なアプリを入れている社員を指導していく、その手助けをコネクシオにしてもらっています。 また導入時の問い合わせ電話の込み具合や、オペレーションの失敗を考えれば、自社対応するのではなく、ヘルプデスクに委託しておいてよかったと思います。
導入のメリットと今後の展望
メール、カレンダー、会議室予約などインフラ系システムと、SFAのような営業が使うものは、スマートフォンからも利用できるようにしています。その結果、お客様からレスポンスが早くなったと褒められる社員も出てきています。全体としては便利になった部分が多いと言えます。
これから考えなければいけないのは、今規制はしていないソーシャル系アプリです。クローズのグループを作って情報交換に利用することが可能で実際そのような使い方をしている社員もいます。今後どのようにこれらを使っていくかを考えていかなければいけません。
コネクシオに対しては、様々な企業とのヘルプデスク契約により蓄積されたノウハウがあり、ビジネス利用のトラブルにも素早く対応してもらっていると感じています。今後は未来に向けた使い方の提案、ソリューションをさらに期待しています。