「印刷業名人」導入でタイムリーな進捗管理を実現

2023.05.25
DX事例

「受注から出荷まで」業務プロセスのデジタライゼーションを支援するユーザックシステムは、耐久性の高い製版で顧客のSDGsに貢献している株式会社スミタが「印刷業名人」を導入して複雑な工程をデジタル化し、”見える化”することに成功した事例をしました。これにより制作・製造部門では工程間連携による効率化と生産性向上、営業部門では現場の進捗状況を踏まえた納期の受注が可能になりました。

「印刷業名人」導入の背景

スミタは1962年に(株)角田製版所として設立以来、あらゆる業種の版の製造に「オールマイティー」で対応しています。また、印刷のサポートをするプリント・サポート処理(PS処理)(特許取得済み)の技術により版の耐久性を上げるなどの後処理加工も得意としており、顧客である印刷会社のSDGSをサポートするための取り組みを積極的に行っています。

ただ、オールマイティーで他社との差別化が出来ている一方、ジョブの工程数や種類は多岐にわたり、進捗管理を3箇所ノートへ「手書き」で書き写していました。

更に15年前からは大判の手書き工程管理表をフロアに掲載し管理していたが、相変わらず「手書き」の作業時間、進捗の「タイムラグ」が問題化していました。そこで工程管理のデジタル化の指示が岡社長からあり、2020年6月にアビッド・フレックス㈱を通して業務管理システム「印刷業名人」を導入しました。

導入成功の決め手は、アナログのビジュアルを“そのまま”再現したこと。これによりそれぞれのジョブの進捗状況を一目瞭然で“見える化”するだけでなく、現場で働く方のアナログからデジタル化への意識が変わりました。

スミタの印刷業名人導入事例はこちら≫https://www.usknet.com/jirei/sumita/

 

株式会社スミタ 営業部 部長 小田 真一 様コメント

「印刷業名人」の導入により進捗状況をリアルタイムで把握できるだけでなくどの工程が滞っているのかも分かり、手隙の部署から応援に行くなど最適な人員の配置にも役立っています。

作業時間の実績が記録に残せるようになったので、評価が難しいとされる現場仕事においても「評価システム」として活用出来ないかと考えています。

「印刷業名人」の基本作業にも慣れてきたため、第2フェーズの目標としてこれらの機能の活用にも取り組んでいきたいと思います。


 

紙器・パッケージ印刷業向け業務管理システム『印刷業名人』について

パッケージ印刷(紙器印刷)の業務にフィット

化粧箱・什器の生産管理においては、部材管理が必要です。システム化が難しく、手書きなどで対応することが多いです。印刷業名人では部材毎の作業指図書や在庫管理が可能です。

その他にも、仕掛品、木型、後加工に対応しています。後加工に多い外注手配にも対応しており、生産管理部門の計画作成や外注管理を支援します。

手厚い導入支援

システムエンジニアが、ユーザー様の状況に応じて移行支援を行います。既存システムより各種マスタ情報を移行することで、移行期の負荷を軽減します。

また、ソフト納品後の操作指導、移行支援など手厚いサービスを提供します。

Webページ:https://www.usknet.com/services/print/

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